新潟北部の公園 アウトドア情報

出羽街道 大沢峠

杉林の中に続く敷石道

大沢峠の案内に従い川の上流方向へ林道を歩き、しばらく行ったところで左に少し曲がります。林道の路面は良くありません。車で入ることも出来ますが、お高い車に乗っている人にはお勧めしません。
左側の杉林に旧街道入口の案内があり、ここからが古の雰囲気を残す峠道です。
基本的には道中ほとんどが杉林です。昔はもっと雑木が多かったことは想像できます。足下には石畳が顔を出しています。大小の板状の石を並べたもので、大沢までの区間に断片的に残っていて、所々で雨水を流す為の溝なども見られます。無くなっている部分は炭焼き窯に転用されたというのが通説となってはいますが…

ところで、この石の中には地元の保存会が敷いた新しい石が混ざっています。平成23年頃から毎年行われていた、無くなった部分の石を復元しようとした取り組みです。真新しい四角い石(おそらく外国産…)を並べるという、なかなか力技の復元で、会内でも史跡保存的にはどうなの?って声はあるそうです。初期の頃の敷石はだいぶ苔むして馴染んでいるので、一見区別が難しい箇所もあるかもしれません。
整備をとるか史跡としての保存を考えるか難しい所ではありますが、全てがもともとの石畳ではないってことは気に止めておく必要があるでしょう。個人的には現状維持を望みます…

林道からいよいよ旧街道へ

上が古い石で下が新しい石材

道幅が狭まり、左側が崖になった所が座頭落としと呼ばれる場所です。山賊が旅の座頭(目が不自由な者)を襲い、金品を奪って谷底へ落とした為にこう呼ばれました。山賊いたのでしょうか…
出羽街道は、参勤交代に使われた会津街道や、内陸への物資輸送路であった米沢街道などと比べると行き交う人はそれほど多くなかったと考えられます。庶民の旅が一般化した江戸時代後半になると、出羽三山への参詣者の往来が多くなったかもしれません。

広くなってベンチが設置されたところが峠の頂上です。とても緩いので頂上!って感じはしません。後にガイドの方に聞いた話ですが、ここから少し大沢側に下りた所から条件によっては鳥海山が望めるポイントがあるそうです。

片側が崖になった座頭落とし

座頭落としでちょうど保存会の方が休憩中でした

保存会の方のお陰で敷石道を楽しめます

広くなった峠の頂上

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