新潟北部の公園 アウトドア情報

出羽街道 大沢峠

越後と出羽を結んだ古道

国道7号からパワーみなぎる漆山神社へ

電車も自動車も無い時代、越後と呼ばれた新潟と、出羽と呼ばれた山形をつないだのが旧出羽街道です。
正保国絵図(1645年)には村上城下札の辻より猿沢、塩野町、葡萄などを経由して国境の小俣を越えて鶴岡城下に至る「10里10町53間」の道であることが記されています。
近世以前の街道では終点が街道名となることが多いので新潟から見ると出羽街道、山形からは越後街道と呼ばれます。著名人では松尾芭蕉や吉田松陰が旅し、また京の医師である橘南谿の天明年間の旅日記「東遊記」からは苦労しながら冬の峠を越えた当時の様子を伺い知ることができます。

そんな出羽街道の中で、今日でも石畳を残した当時の峠道を歩ける区間が葡萄−大沢間の大沢峠です。
ここでは漆山神社(矢葺明神)から旧街道の大沢峠を越えて大沢集落へ至り、旧国道7号線を歩いて戻るコースを紹介します。
出発地は漆山神社。国道7号線からは朝日トンネル北側入口脇が登り口となります。登って行くと旧7号線に突き当たり右折しなくてはいけませんが、自動車には急カーブなので少し先の待避所で折り返すと楽です。

国道7号線からはトンネル脇の旧坂を登る

登って右へ180度反転、先の待避所で折り返すと楽

漆山神社の脇には明神岩と呼ばれる岩がそそり立っています。先述の東遊記には30丈(約100メートル…)とあり、さすがに大げさですが下から見上げるとその起伏に富んだ表情に圧倒されます。
全国的にも珍しい漆の神社は延喜式の式内社で、源頼義・義家が奥州からの帰りに矢で社殿の屋根を葺いたという伝説から矢葺明神とも呼ばれます。毎年漆の日である11月13日に村上堆朱事業協同組合が参詣して漆に感謝をささげ、また地元では安産の神様としても信仰されていたそうです。
社のすぐ前を流れる明神川の水はとても綺麗。そこから一部を取水して近くでニジマスの養殖を行っています。どこに出荷しているのでしょうか。

漆山神社前の分岐。看板の矢印が違うような…

神社周辺は大地のエネルギーを感じます

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