新潟北部の公園 アウトドア情報

光兎山

空を刺す信仰の鋭鋒

登山口は2カ所

kousagi00残雪の頃に兎の雪形が現れることが名前の由来となっています。村上市や岩船郡内の平野部からであれば鷲ヶ巣山と並んで見つけやすい山のひとつで、関川村を代表する山でもあります。けして標高は高くありませんが、麓からは光兎山の山頂部とその前衛にあたる雷峰が美しく尖って存在をアピールしています。
古くから信仰の山であり、貞観三年(861)に比叡山延暦寺天台座主円仁(慈覚大師)が西の嶽薬師とともに開峰したと伝わります。
登山口は中束と千刈からの二つですが、途中で合流します。千刈口の方がわずかに標高が高いようで、ここでは千刈から登る事にします。
国道290号線から大栗田方面へ向かい、千刈の林道を少し進んだ所が登山口です。少し広くなった路肩に5台程度駐車できます。この登り口は延々と林道を走らなくて済むのが好きです。

林道脇の登り口

林道脇の登り口

最初の尾根はそれほどきつくない

最初の尾根はそれほどきつくない

千刈口から合流、観音峰へ

小さな沢を横目に登り始めると、しばらくは杉林が続きます。左への分岐があり実際に歩いたことはありませんが、地形図を見ると田麦へ続いているよう。「田麦」は「手向け」から転化したといわれます。女人禁制の山だった光兎山へ登る事が許されない女性や、老人、子どもは一番近い集落である田麦から光兎山へ向かって手を合わせ、遙拝したのでしょうか。
登って行くと植生はスギからナラなどの雑木林に変わり、458m付近の主尾根で西から来る中束のコースと合流します。
小さなアップダウンを繰り返しながらブナ林を進むとやがて虚空蔵峰で、地形図では奥山となっています。石塔があって奥に文化14年と刻まれた虚空蔵菩薩の石碑があります。二つの石塔の位置を考えると、もともと正面にもお堂か何かあったのかもしれません。

458m付近の合流

458m付近の合流

虚空蔵様の賽銭受けには兎の形が

虚空蔵様の賽銭受けには兎の形が

やや大きめに降りてから登り返すと観音峰。こちらはまだ檜の香る新しいお堂が建っていて、背後には山頂と雷峰が構えています。
観音峰の先に北側に3〜4分ほど降りる水場があります。道がやや不明瞭ですが沢に向かって降りていけばたどり着くはずです。春には雪が残り水量は豊富、夏は未確認です。これから先は雰囲気が一変し、所々切れ落ちた痩せ尾根の中、足元に注意して進まなくてはいけません。左右の谷と、眼前にそびえる山頂の様子から1000m無い山の割に高度感はたっぷり。
辺りに背の高い木は少なくり、ツゲやユキツバキなどの低木や、低木のようなフリをしたナラやナナカマドなども見られます。

新しいお堂のある観音峰

新しいお堂のある観音峰

観音峰からの頂上望遠

観音峰からの頂上望遠

観音峰先の水場案内

観音峰先の水場案内

春の水量は豊富

春の水量は豊富

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